
5月1日より検討していました「完全自然周期(perfect natural cycle)」による体外受精については、今後は通常の治療スケジュールに組み合わせて行っていきます。なお、今後は完全自然周期による顕微授精も実施していきます。
当クリニックでの自然周期体外受精は東京の加藤レディスクリニックと同様のクロミフェンに極小量のHMGを使用した極少用量排卵誘発(ミニマムスティムレーション minimal stimulation)ですべての患者様に多胎妊娠を予防する目的で単一初期胚移植・胚盤胞移植を行ってきました。その結果、2卵性の多胎妊娠を0%にすることに成功しました。そして、2005年1月より2007年の1月までの38歳以下のデーターで胚移植回数2回以内の単一新鮮初期胚移植で36%(87/242)に臨床的妊娠が認められました。このことより、胚盤胞移植の適応(過去に3回以上の移植既往、機能的卵管障害を認めるもの)以外では新鮮単一初期胚移植で充分ではないかとの結論に達しました。ひとつの胚を移植するのであれば採卵もひとつでいいのではないか?我々は、究極の体外受精は単一採卵、単一胚移植だと思っています。
今後の完全自然周期体外受精/顕微授精については、
なお、完全自然周期体外受精の実施有無については、診察してからの決定になります。