自費の体外受精料金

自然周期または低刺激・中刺激周期にて採卵を行います。料金は採卵料金を基本とし、受精、胚の培養、胚移植もしくは胚凍結と進んだ際に、それぞれ加算されます。

1. 自費治療の対象となる方

「自費での体外受精」の場合

• 保険治療中の医学的適用の方
• 治療開始時において、妻の年齢が43歳以上の方
• 保険適用の治療を希望しない方
• 保険適用の治療回数を超えた方
  ※規定の治療回数をすべて当クリニックで行われた方
• 成功報酬による治療を希望される方

保険治療中の医学的適用による自費治療の減額制度

保険から自費へと治療を変更された方への減額制度

成功報酬制による体外受精治療費

2. 料金（税込）

料金総額＝
(1) 基本治療料金 ＋
(2) 特殊技術加算

• 1回目 354,500円～
  （採卵費用＋受精費用＋新鮮胚移植費用）
• 2回目以降 299,500円～
  （採卵費用＋受精費用＋新鮮胚移植費用）

• 11回目以降は別途、特別料金となり治療費が減額となります。
  現在通院中の患者様でもすでに11回目以降の治療については、2022年3月までの料金体系が適用となります。
• 凍結保存や顕微授精などの特殊技術を実施した場合は別途追加となります。
• 成功報酬制による料金はこちらとは異なります。詳しくはこちらをご覧ください。
  成功報酬制による体外受精治療費

移植または凍結できなかった時の減額制度

1周期の治療の中で新鮮胚移植も受精卵の凍結もできなかった場合、料金総額の上限が

• 採卵1回目 385,000円
• 採卵2回目以降は363,000円

に減額されます。

料金シミュレーション

料金は採卵料金を基本とし、受精、胚の培養、胚移植もしくは胚凍結と進んだ際に、それぞれ加算されます。

（1）基本治療料金

基本治療料金には、体外受精までの診察・検査・薬剤等の料金は含まれておりません。

採卵・初期培養	採卵1回目：220,000円 採卵2回目以降：165,000円 ＜減額制度＞ 採卵後に卵子が回収できなかった場合、採卵回数にかかわらず55,000円に減額 採卵後に1つの受精卵もできなかった場合、採卵回数にかかわらず110,000円に減額 採卵材料代55,000円が含まれています。

受精	受精数1個：44,000円 受精数2個：88,000円 受精数3個：132,000円 受精数4個：176,000円 受精数5～7個：220,000円 受精数8～16個：264,000円 受精数17個以上：一律308,000円

新鮮胚移植	90,500円 一時凍結保存し移植した場合は、受精卵凍結処理＋凍結融解胚移植の特殊技術料金となります。 移植材料代46,500円が含まれています。

（2-a）特殊技術加算（凍結融解胚移植のみ）

受精卵凍結処理	凍結数1個：55,000円 凍結数2個：82,500円 凍結数3個：110,000円 凍結数4個：137,500円 凍結数5個以上：一律165,000円
凍結融解胚移植	110,300円 ※移植材料代46,500円が含まれています。

（2-b）特殊技術加算（新鮮胚移植、凍結融解胚移植共通）

実施した場合は、下記の特殊技術料金が加算されます。

顕微授精（ICSI）	44,000円 ※個数によらず一律
レスキューICSI 未受精を予測して採卵当日レスキューICSIを実施	22,000円
タイムラプス培養	27,500円
胚盤胞培養	55,000円 個数によらず一律 胚盤胞まで培養できなかった場合でも加算されます
卵子孵化補助（AHA）	33,000円
精子凍結処理	22,600円
精巣上体精子回収法	99,000円
精巣精子回収法（TESE）	121,000円
スパームセパレーター	25,000円

3. その他

• 採卵当日に「預り金」として200,000円預かりさせていただき、後日治療総額との差額を追加でお支払いいただきます。
  また、治療費用が預り金額よりも少なかった場合は、差額をご返金させていただきます。
• 上記金額には、採卵までの診察代・内診代・ホルモン検査代・点鼻薬代は含まれておりませんので、予めご了承ください。
• 各種クレジットカードが使用可能です。ただし、「預り金」・「材料代」は、現金のみでのお支払いとなります。
• 治療費用等、不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

4. 不妊治療助成の案内

お住まいの自治体ごとに不妊治療に対する助成を行っている場合があります。
詳しくはこちらをご覧ください。